4月のメッセージ「主の御名を唱えつつ、立ち上がる教会」

2019年4月7日

南房教会牧師 梁 在哲(ヤン ジェチョル)

‐詩編20篇8~9節‐

アンモンの人々の先祖は、アブラハムの甥であるロトの次女から生まれたベン・アミ(わたしの肉親の子)であるがゆえにイスラエルの人々と兄弟のような関係であった。しかし、アンモンの人々はエジプトの国から解き放たれたばかりのイスラエルの人々を迎え入れるどころか、呪ってしまい、その結果、彼らは「主の会衆に加わることができなくなったのである」(申命記23:3~6)。士師時代に彼らはイスラエルを苦しめ続けてダビデ王の時代にも友好と対立を繰り返したのである。

詩編の記者は、アンモン人と戦うために出陣するダビデ王の勝利を確信し、祈りを唱えている。「戦車を誇る者もあり、馬を誇る者もあるが、我らは、我らの神、主の御名を唱える。彼らは力を失って倒れるが、我らは力に満ちて立ち上がる」(詩編20:8~9節)。やがて敵は戦車や馬を誇り、それらに依り頼って戦いに備えたが、ダビデ王はただ、主の御名を誇り、主により頼って敵を打ち破ったのである。

 私どもの南房教会も天の国を目指して信仰の戦いに挑みつつ、世の旅路を歩み続ける小さな群れである。ところが、世の人々が依然として戦車や馬のような財産や学問また家柄などを誇りに思うように、いつのまにか私たちにもそのようなものに依り頼って力を失って倒れそうになる時が訪れたのではないだろうか。

しかし、様々な困難に立ち向かう信仰の戦いにおいても、私どもの南房教会は、詩編の記者の祈りのように、戦車や馬のようなものに依り頼ることなくて、ただ我らの神、主の御名を唱え続けたいと切に願う。2019年度、私どもの南房教会は伝道開始22年目を迎え、詩編の御言葉に因んだ教会標語‐「主の御名を唱えつつ、立ち上がる教会」‐を掲げながら、ただ主の御名を誇りに思いつつ、主にある力に満ちて立ちあがる教会として歩んで参りたいと願うのである。

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