4月のメッセージ「善い管理者として互いに仕える教会」

 

2020年4月5日

南房教会牧師 梁 在哲(ヤン ジェチョル)

 

「あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのですから、神のさまざまな惠みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい。」

-ペトロの手紙一 4章10節 -

 

教会標語:「善い管理者として互いに仕える教会」

 

2020年度は、「南房教会」伝道開始23年目になる年で、本年度は、ペトロの手紙一4章10節を聖句とし、「善い管理者として互いに仕える教会」を標語として掲げて歩んで参りたいと願う。最近猛威をふるっているコロナ・ウイルス感染症が、未だに現在進行形の状態となっている厳しい状況の中で、私どもの南房教会は、全てのものに勝る主の恵みとよき交わりに、あずからせていただきたいと思う。

父なる神は、御子イエス・キリストの十字架とご復活を通して私たちの罪を赦してくださる賜物を授けられ、大いなる恵みをお与えになり、聖霊を通して私たちにそれぞれ、賜物を授けられる。使徒ペトロは、神より授けられた賜物を生かして、「善い管理者」として、互いに仕えるように勧めている。ペトロは、様々な賜物の善き交わりこそ、真の教会の姿であり、神の「善い管理者」は、単なる僕の役割に留まらず、その時代を治められる神に仕える僕になるように勧めている。

それゆえ、イエス・キリストの枝として連なっている私どもの南房教会は、一回限りの2020年度を管理してくださる神の善い僕となり、この新しい年度を治めてくださる神の「善い管理者」」として励まねばならないと思うのである。新しい年度を迎え、私どもの南房教会は、絶えず主の御旨を尋ねつつ、授けられたそれぞれの賜物を生かして、「善い管理者として互いに仕える教会」の形成に励んで参りたいと願う。

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