3月のメッセージ「神の前にとどまる教会」

20213月7日

南房教会牧師 梁 在哲(ヤン ジェチョル)

  

コリントの信徒への手紙一 7章17~24節

20世紀の初めの頃、全世界に蔓延したスペイン風邪のようなパンデミックが、ほぼ1世紀ぶりにコロナウイルス感染症という形で再燃している。未曽有のパンデミックを克服するため、世界各国が総力をあげて対策に取り組んでいるなかで、教会も例外ではなく、この難題に立ち向かいつつ、様々な変化を模索していると思われる。二千年前のコリント教会も、身分や結婚、また割礼の有無を巡って大々的な変化をはかろうとした。

しかし、使徒パウロは、それらの諸問題に左右されず、自分の立っている場で、等身大の自分のまま、歩むようコリント教会に勧めている。主があらゆる身分の人々を召され、用いられるゆえに、パウロは、罪と死の奴隷から解放され、主の奴隷となった者は、「人の奴隷となってはいけません」と戒め、「おのおの召されたときの身分のまま、神の前にとどまっていなさい」と勧めた(コリント一 7:23~24)。それは、コリント教会だけに限られた勧めではなく、全ての教会に、延いては、南房教会にも向けられている主ご自身の命令ではないだろうか。

2021年度は、南房教会伝道開始24年目の年になります。主イエスにおいて罪と死の支配から解放され、主のご命令に生きる自由を得られたゆえに、わたしたちは、主のご命令に生きるそれぞれの場を恥じることも、思いあがることもなく、歩まなければならない。新しい年度を迎え、わたしどもの南房教会は、主の枝としてしっかりつながりつつ、「神の前にとどまる教会」の形成に励んで参りたいと願う。

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