3月のメッセージ「2021年度を終えるにあたって」

20223月6日

南房教会牧師 梁 在哲(ヤン ジェチョル)

 

2021年度は、南房教会伝道開始24年目を迎え、教会標語として「神の前にとどまる教会」と、掲げ、主の枝としてしっかりつながるように努めて来た一年間であった。しかし、主イエスにおいて罪と死の支配から解放され、主のご命令に生きる自由を得られたゆえに、長引くコロナ禍で弱さ、行き詰まり、窮屈に悩まされた一年間でもあった。それにも拘わらず、様々な試行錯誤を繰り返すうちに、主のご命令に生きるそれぞれの場を恥じることも、思いあがることをもないように励んで来たと思う。

「聖書の学びと祈りの会」と「ひかりの子学園家庭集会」は、緊急事態宣言に伴い、臨時役員会において4月から一ケ月間、両方共も休会を議決した。5月2日(日)定例役員会において「聖書の学びと祈り会」は、5月からの再開を議決し、夏・冬休みを除いて一年間、開かれた。「ひかりの子学園家庭集会」も、同役員会において高齢者向けのワクチン接種(2回)が完了した時点で再開することに議決したが、変異ウイルスへの対策のため9月定例役員会において当分の間、休会することにし、現在に至った。

「一日教会修養会」は、「聖徒の交わり」を発題にし、コロナウイルス感染防止のため7月18日(日)主日礼拝において非対面方式で執り行われた。時間短縮のため、グルプ討議は、実施せず、事前に配られたレジメと説教に基づいた感想文(自由寄稿)をまとめ、うみほたる68号(11月1日発行)に掲載した。長引くコロナ禍で主にある愛と忍耐をもって臨んでいただいた皆様のご協力とご尽力に感謝。

「こども聖書会」は、コロナ感染防止対策に伴い、9月12日(日)臨時役員会において9月中の休会と10月からの再開を議決し、夏・冬休みを除いて引き続き開かれた。一年間、幼小科・中高科(分級は中止)は、従来通り、礼拝と分級を土曜日2回に分けて進めた。長引くコロナ禍の中で主のお声に励まされ、主にある愛と忍耐をもってこどもたちに福音を解き明かし、分級のためご尽力頂いたスタッフの方々に感謝。

「特別伝道礼拝」と「ミニ・バザー」は、変異ウイルス感染防止対策のために中止となった。「ミニ・バザー」は、「ミニ・ミニバザー」といった非定期的な形で開かれた。皆様の尊いご奉仕とお支えに感謝し、コロナ禍を乗り越え、主にある「まことの交わりの場」になるように祈りをもって臨んで参りたいと願う。

「聖餐式」は、イースター、ペンテコステ、6月1日、9月12日(敬老祝福礼拝)、11月7日(召天者記念礼拝)、クリスマス、1月2日(新年礼拝)、2月6日、3月6日(年度末)の年9回、個別包装タイプの聖餐式用ぶどう液とパン(ウエハース)をもって執り行われた。

「求道者会」は、皆様のお祈りとお支えに励まされ、イースター礼拝において受洗者が与えられ、主の御導に感謝し、信仰の共同体として主の道を求めつつ、共に歩むように祈り続けて来た。

「愛餐会」は、変異ウイルス感染防止対策のために引き続き、中止となったが、新しい2022年度には、一日も早く、主の聖餐と共に主の晩餐である愛餐会の恵みにあずかり、主にあるまことの交わりを許され、心も思いも一つにして前進したいと切に願う。

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