1月のメッセージ 「先立って進まれる神」

202318

南房教会牧師 梁 在哲(ヤン ジェチョル)

 

創世記19章26~29節   ヨシュア記3章5~17節

主なる神は、エジプトから解き放たれ、神に選ばれた民としてヨルダン川を渡り、約束の地、カナンに入るイスラエルの民に先立って導いてくださった。ヨシュアは、主なる神が共におられるのを信じ、契約の箱を先頭にして、ヨルダン川の激しい流れを渡るように祭司たちを促した。エジプトを離れ、神に選ばれた民として彼らは、約束の地、カナンに入り、新しい歩みを始めるためにヨルダン川を渡らねばならなかったからである。モーセに導かれたイスラエルの民が芦の海を渡る際、水が壁のように両側に立ったように、ヨシュアに導かれたイスラエルの民も干上がった川底を渡り、ヨルダン川を渡り終わった(ヨシュア記3:5~17)。ソドムからロトの家族を破滅のただ中から救い出された主なる神は、彼らに先立って進まれた。しかし、後ろを振り向いたロトの妻は、塩の柱になった(創世記19:26~29)。

いつも主なる神は、エジプトから解き放たれ、荒れ野を彷徨っていたイスラエル民に先立って進まれ、戦われた(申命記1:30)。後ろの信号機を見ながら運転する者は、誰もいないと思われる。運転する者に信号機は、前方にある時こそ、その役割を果たすからである。わたしたちの信仰の歩みは、いつも順風満帆とは、限らない。それゆえ、詩編の記者は、嘆きの谷を通るような苦難と試練に出遭っても、不信仰に陥ることなく、むしろ信仰を益々強めるものとしてそれらを受け入れるように歌っている(詩編84:6~7)。主の年2023年を迎え、わたしたちは、聖霊に助けられ勇気を出し、いつもわたしたちに先立って進まれる父なる神が御子イエス・キリストを通して開いてくださった一筋の広い道を歩み続けたいと願う。

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