3月のメッセージ「2022年度を振り返るにあたって」

「この月をあなたたちの正月とし、年の初めの月としなさい」

— 出エジプト記12章2節 —

 

202335

南房教会牧師 梁 在哲(ヤン ジェチョル)

 

2022年度は、南房教会伝道開始25年目を迎え、「心も思いも一つにする教会」の形成に励んで来た。コロナ禍に向き合いつつ、祈りをもって様々な対策を講じる教会生活は、4年目に入り、ようやく長いトンネルから抜け出すような明るい兆しが見え始めた。

「聖書の学びと祈りの会」と「ひかりの子学園家庭集会」は、夏・冬休みを除いて一年間開かれ、使徒言行録とサムエル記上の御言葉に耳を傾け、祈りつつ、益々主の恵みを味わい知り、まことの交わりにあずかる集いになるよう祈る。

「一日教会修養会」は、「信仰生活とコロナ」を主題にし、7月17日(日)主日礼拝後、礼拝堂にて事前に配られたアンケートに基づき、グループ別に話し合った(懇談会形式)。長引くコロナ禍で久々に対面式の修養会に積極的に臨んでいただいた皆様のご協力とご尽力に感謝。

「こども聖書会」は、コロナと共にインフルエンザの感染防止対策にも悩まされながら、一年間、幼小科・中高科は従来通り、礼拝と分級を土曜日2回に分けて行われた。こどもたちに主の福音を伝え、それぞれの分級にもご尽力頂いたスタッフの方々に感謝し、一日も早くコロナ以前の活気を取り戻すことが出来るように祈る。

「聖餐式」は、年12回、個別包装タイプのぶどう液とパンを用いて滞りなく執り行われ、感謝。一日も早く、従来通りのぶどう液とパンを用いることが出来るように祈る。

伝道開始26年目を迎える2023年度には、「出エジプト記12章2節」を聖句とし、「新しい過越の年に生きる教会」を標語として掲げるようになった。コロナ禍以前に浸っていた生活と時間に捕らわれ、また引きずられることなく、その全てを後ろに投げ捨てて、「新しい過越の年に生きる教会」として祈りつつ、新しい年度を歩みたいと願う。

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