人々を照らすまことの光がきた

 ヨハネによる福音書1章1~14節

牧師 原田 史郎

 「その光は、まことの光で世に来てすべての人を照らすのである。」 すべての人を照らす光として、イエス・キリストは来られました。マザーテレサが、インドで、死に行く人々に、各宗派の宗教者、無宗教者の区別なく、「あなたは神さまに愛されています」と語りかけた話はよく知られていることです。キリストの光は、どんな立場の人、どんな状態の人にも等しく臨むのです。

 ところが、このお方がわたしたちのところに来られたのに、人々は光よりも闇を好んで(3:19)この光を受け入れませんでした。

 しかし、光を受け入れ、「その名を信じる人々には、神の子となる資格」が与えられると、聖書は告げます。キリストを救い主と告白して、洗礼を受けることは、なんという祝福でしょう。

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