「人は出来ないが神には出来る」

10月1日 牧師 原田史郎

マタイによる福音書19章16~30節

 

富める青年が財産を多くもっていたため、主に従うことが出来ないで主イエスの前を去って行きました。主は弟子たちに「金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい」と言われました。「弟子たちはこれを聞いて非常に驚き、『それでは、だれが救われるのだろうか』」と言いました。

すると「イエスは彼らを見つめて『それは人間にできることではないが、神は何でもできる』」と言われます。わたしたちが持っているものに更に何かを積み上げビッグになったとしても、それが救いの保証となる訳ではありません。しかし、持つことではなく、小さく貧しい者として主に従うとき、神の救いは、恵みの賜物としてわたしたちに与えられるのです。

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