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２月のメッセージ「主は良い羊飼い」 2020年2月2日 南房教会牧師 梁 在哲（ヤン ジェチョル） ヨハネによる福音書10章7～18節
主イエスは、御自分と私たちとの関係を良い羊飼いと羊の群れに喩えられた。良い羊飼いは、いかなる時も御自分の群れを助け守り、救ってくださる正真正銘の救い主のことである。私たちは素直で忠実な羊の群れではなく、自分勝手な思いに引かれて良い羊飼いに背き、迷いだす群れであるがゆえに、預言者イザヤは、こう預言した。「私たちは羊の群れ、道を誤り、それぞれの方角に向かって行った」（イザヤ53:6）。 しかし、主イエスは、そのような私たちをお見捨てにならない良い羊飼いであられる。主は「良い羊飼いは羊のために命を捨てる」（ヨハネ10:11）と、約束してくださり、迷う私たち一人一人を命がけで愛し、そのために十字架の犠牲を払われた。使徒パウロも主の救いの御業をこう告げ知らせた。「私たちがまだ罪人であった時に、キリストは私たちのために死んでくださることによって、神の愛をお示しになりました」(ローマ5:8)と。この良い羊飼いに守られ、養われる私たちは如何に幸いな者であろうか。 良い羊飼いの呼びかけに喜んでついていく羊の群れの姿は、私たちの信仰を良く表してくれる。聞くとは従うことを伴っているゆえに、ガリラヤ湖の漁師たちは、主のお召しに直ちに従った。さらに、良い羊飼いは、囲いの外で、途方に暮れてうずくまっている羊の群れをも、導かれる(10:16)。私どもの教会の群れは、良い羊飼いであられる主のお声を聞き分け、御心に従い、そのお働きにあずかるように命じられている。私たちは真心と喜びを持ってこの尊い務めに励んで参りたいと願う。 |