いつも共にいます弁護者

 

牧師 原田 史郎

ヨハネによる福音書14章8~17節

 

 主イエスは、最後の晩餐の席上で、弟子たちに「わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。」と言われました。この「弁護者」(パラクレートス)は、「傍に呼び出す」「力づける」(パラカレーオー)から出てきた言葉で、「聖霊」を表します。口語訳聖書では、「助け主」と訳していました。

 わたしたちが自分の弱さや罪のために、意気阻喪したり、元気がなくなったりするとき、この聖霊は、いつもわたしたちと共にいてくださり、励ましと慰めをくださるのです。この慈しみに満ちた父なる神、子なるキリスト、そして聖霊なる三位一体であられる御神を、心から賛美しましょう。

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