日毎の糧を今日も与えたまえ
牧師 原田 史郎
マタイによる福音書6章25~34節
「主の祈り」の四番目の祈りは「日毎の糧を今日も与えたまえ」です。 ここで 祈られていることは「神様だけが、全ての善きものの、唯一の源にていまし」、それ故「このお方の祝福がなければ、地上におけるわたしたちのどんな営みも、なんの役にも立たない」ということです。主イエスが話されたルカによる福音書12章13節以下の愚かな金持ちのたとえは、これを、よく表しています。わたしたちの求めは「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる」という信仰によるのです。
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