「神の民の選び」
(11月6日(日)の説教から)
牧師 原田史郎
創世記13章8~18節
「さあ、目を上げて、あなたがいる場所から東西南北を見渡しなさい」と主は、アブラハム(13章では旧姓アブラム)に言われます。ハランを出発して以来、彼と歩みを共にしてきた甥のロトたちが、低地へと下り、悪徳の町ソドムに天幕を移してしまいました。残されたアブラハムの落胆はさぞかし大きなことであったでしょう。うつむいて、将来に希望をもてないアブラハムに、神さまは「さあ、目を上げなさい」と語られます。今、「あなたがいる場所から見渡す」とき、そこには神さまの素晴らしい選びと約束が見えて来るのです。
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