復活の証し

4月11日の説教

梁在哲牧師

 

イザヤ書65章17~25節   マタイによる福音書28章11~15節

「祭司長と最高法院の全員は、死刑にしようとしてイエスにとって不利な偽証を求めた」(マタイ26:59)。彼らの陰謀は、イエスが十字架で亡くなられ、復活されるまで続き、偽りと嘘を番兵たちに平気に指示するほど彼らは、腐敗していた。番兵たちもお金で買収され、真実のことを知りながら偽りの証しに加わった。宗教指導者たちの嘘は、嘘を生み、番兵のアリバイをも捏造し、自分たちと番兵を守るためピラトにも嘘をつく準備をしていた(マタイ28:11~15)。

偽りの証しは、時代と共にあらゆる形で繰り返され、現われる。しかし、使徒パウロは、自分の霊的な息子、テモテに「イエスは父なる神の御前で、そしてポンテオ・ピラトの面前で立派な宣言によって証しをなさった」と証言した(テモテⅠ6:13)。イエスご自身、「御国のこの福音は、あらゆる民への証しとして全世界に宣べ伝えられる。それから、終りが来る」と言われた(マタイ24:14)。わたしたちは、主イエスの証しの模範に倣って、福音の証しとして主の十字架と復活を恥じることなく証しつつ、信仰の戦いを戦い抜きたいと願う。

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