神のビジョンを描きなさい 2009年7月19日 礼拝説教 原田史郎牧師 マタイ福音書28章16~20節 「幻(ヴィジョン)なき民は滅びる」と箴言にあります。幻がありませんと、その時代の流れの中で、あっちにふらふら、こっちにふらふらと方向性が定まりません。ビジョンが、はっきりしていれば、目指すものが分かり、それによって、何をすべきか、また、その優先順序も見えてきます。 しかし、このことは、わたしたちの決断や決定が主なのではありません。神さまのご計画を探り求めつつ、主に従いつつ歩むのです。「あなたのために立てた計画をよく心に留めている。---それは、将来と希望を与えるものである。」(エレミヤ29:11)と、神さまは、言われます。 アブラハムもまた、神さまから幻を受けました。「アブラ(ハ)ムは、主の言葉に従って旅立った。」(創世記12:4)とあります。それは、彼の思いもかけなかった大きな祝福に満ちたご計画でした。 復活の主は、「すべての民をわたしの弟子にしなさい。」と、わたしたちにお命じになりました。そのために、わたしたちには、大きな賜物と召しとが与えられています。「福音を委ねられ」「キリストの証人」として生きることです。 主のビジョンを、思い描きつつ、この身を主にささげて、歩みましよう。 |