「新しい力をいただく」 7月16日 牧師 原田史郎 イザヤ書40章27~31節 わたしたちは今どんなに元気でも、いつか疲れたり弱ったりします。そんなとき、イザヤは「主に望みをおく人は新たな力を得る」と言います。鷲は高い空に翼を張って悠々と滑空しますが、それは「ソアリング」と呼ばれる現象で、鷲だけの力ではなく、低地から吹き上げる強い上昇気流に乗って高く舞っているのです。
わたしたちは、意識するにせよしないにせよ、いつも何かしらの拘(こだ)りや柵(しがらみ)に束縛されていないでしょうか。そのため、心の自由を失い、やがて疲れたり、意気阻喪(そそう)したりしてしまうのです。そういう自分から目を離して、復活の主キリストを見上げ、「主に望みをおく人」になりたいものです。そのような人は「走っても弱ることなく、歩いても疲れない」のです。
(交読した詩編1篇1~6節も参照しましょう) |